病は気から 田口も所詮人だから 


心から気が失われ 元気が無くなった。



人はこれを病気と呼ぶのかもしれない。

気が病 だから病気 よくできた言葉。



ここ2週間 2番目の子が入院したので、

最初の4日は夜の付き添いで、

それからはほぼすべての時間 そこにいた。

小児病棟だから ものすごく騒がしい子や、

中学生まで様々な子がいて そして親子の物語がある。



会話の内容を考えると、ポジティブよりはネガティブかもしれない。

楽しい 嬉しいよりは 痛い 苦しい しんどいという言葉が多い

かもしれない。





病院で私は何やってるのか?

子供にしてあげられることはほとんどない。

ただそばにいるだけだったかもしれない。





反対に仕事はやることがたくさんあり

2018/11月まで イベントスケジュールの確定
イベント チームの具体的内容を記述
チラシデザイン作成
商品のプリントデザイン

まだまだやることがなくなることはなさそうだ。





今回困ったのは、病名がわからなかったこと そして対応策が

わからなかったこと。

少し時間が経ち 本人の病状は回復し、退院はもうすぐだ。

人は不思議だ。




問題は、病気になった本人ではなく、こちらが物事に取り組む気力がなくなったこと。

これを自己定義では外圧に負けるという。

主な症状は
外に行きたくない
走りたくない
人に会いたくない
とにかくやる気が起きない




そう思いながら京都市役所の近くを歩いていると

今までは気にならなかったギャラリーにふと目が止まる

蛇を掘った彫刻 

なぜかはわからないが気になった

店の人が声をかけてくれて 店に入った

備長炭で滝を書いた見事なアート 話を聞けば

和歌山の瀑布とのこと 

作者は初老の男性で目が輝いていた。

熊野の自然の持つエネルギーや龍神村の話などをしてくれた。

コヘチ 中辺路 を含む和歌山の良さ

車でほとんどの林道を制覇していると教えてくれた。

あまり 気 がいい状態ではなかったが 結果的に

おじいさんのエネルギーに助けられた。

そして 自分は人にエネルギーを与える存在に早く復帰しなければならない

使命を思い出した。

個展は日曜日までらしく、興味のある方は是非どうぞ。

自分で作ることは絶対にないが、質問してしまった

頭から掘るのか それとも真ん中からか?

知らないことを教えてくれる人の話は興味が尽きない。

一生懸命に話をしてくれた。

全て 木曽の檜でできているのだそう。



京都トレイル整備でお世話になっている先輩たちも

歳を取っても判断が的確で迷いがない。

歳を取るとは諦めることを増やすことだと思っていたけど

そうでもないなと改めて考え直してみた。



追記

もう二度と走れないかなと思うぐらい長かったけどジョグができた。

ランニングにはなぜか人を前向きにする力があると思う。

もし やっていなかったらと考えると 今どこで何をしていたのか?

それは想像できなかったがきっと良くない方向だろう。


これからもランニングを通して人を元気にする 幸せにする

そんなことを改めて考えた。






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