100マイルチームマイラーズの誕生するまで
みなさまこんにちは。トレイルフェスト代表の田口穣です。
2019年のUTMF(ウルトラトレイルマウント富士165k累積標高8000m)
が先日開催され降雪のため短縮されたものの、無事に終了いたしました。
大会関係者の皆様、出場された皆様、ボランティアの皆様ひとまずお疲れ様でした。
走らせていただけたこと心から感謝申し上げます。
マイラーズというチームを2017年に結成してからこの大会で2年を迎えました。
何をどう考え、チームを作りそれが今後どの方向に向かっていくのかまとめておきたかったのでブログを書くことにしました。
5月6日まで
募集ページは以下より
マイラーズ3または10
https://www.facebook.com/events/438710403565987/
ゼロマイラーズ
https://www.facebook.com/events/432394847507145/
50マイラーズ
https://www.facebook.com/events/373633859911882/
マイラーズリリーフ
https://www.facebook.com/events/420097095408138/
まずは結果から
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2019UTMFリザルト
出場者数2400名 100位以内マイラーズ選手抜粋 敬称略(速報値)
36位 中谷亮太(100マイル2本目)
63位 田口穣
77位 森田良平(初100マイル)
81位 物部克彦(100マイル2本目)
99位 小浜茂(初100マイル)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつのことだったか24時間以上昼夜を問わず走り続けるトレイルランニングのレースがあると知り、やってみたいという興味がわきました。
だからトレイルランニングを始めたとき一番に思ったこと、それは100マイル走ってみたいだったのです。
当時マラソンはやったことあったので4時間ぐらい走ることはあってもそれ以上走るなんてことは考えらませんでした。
スポーツでは通常1位だけが勝者で他のほとんどの人は敗者みたいな構図が出来上がっていると私は思うのです。
ところが、100マイルのトレイルランニングレースでは最後尾の選手は46時間フィールドを動き続ける人でもあります。
アクティビティの時間が長い100マイルを完走するということはそれだけ難しいと思いますし、それだけ常軌を逸したことだと考えています。
やり始めた当初は、100マイルレースを1度走ったらそれで辞めようと考えていたのにまさか年に3本も4本も100マイルを走ることになるとは思いませんでした。
それだけこのスポーツは面白いということだとおもいます。
とても時間の長いこの競技はよく旅にたとえられます。
旅では、自己への挑戦や冒険、自分との対話、見ず知らずの人に親切にしてもらう、途中で嫌なことがある、とてもつらいときがある、とてもうれしいときがある
仲間が見つかる こんなことが日常的に起こります。喜怒哀楽の要素が全て詰まっています。
短いレースでは出てこない、自分の中の弱い側面や新しい側面と出会うことができるのも魅力の一つです。そして仕上げはフィニッシュラインを踏んだときにあらゆる感情が体を突き抜けていくのです。
人は大人になると一般的に、難しいことや失敗しそうなことに挑戦しなくなると思います。
100マイルレースは挑戦の連続であり失敗することも多く、そしてそれすらも楽しめるすばらしいスポーツだと思います。
いざ100マイルのウルトラトレイルを走ろうと思うと、ポイントを集め、装備や練習内容、補給など情報を実際に集めることが大変難しいことに気がつきます。
なぜなら近所の人に100マイルの話を聞くことはできないし、そのような人にどうやったら出えるかはなかなか難しい問題だからです。
2017年トレイルフェストができたとき、マイラーズというチームの構想があり、ささやかにメンバーを募集しました。
当時は何の運営ノウハウもなく、練習方法もわからなかったのですが、講師の土井さんはじめいろいろな人の意見を聞きあれやこれや一生懸命にやっていると1年が終わります。
1年目はかなりコアなメンバーでいろいろな人がいましたが2年目が終わるころには最初からいたメンバーはとてもみんな速くなっていたし、練習量も格段に増えました。
2年目のマイラーズではもう少しメンバーの幅を広げたいと思いスタートすることになります。
人数は4倍近くになり40名程度になります。当たり前といえば当たり前なのですが、40名もいるといろいろな考え方の人がいてまとめるのは困難を極めました。
もっとレベルの高い練習をしたい人
練習のレベルが高すぎるという人
そもそも何を教えてほしいかがわからないレベルの人
自分で情報収集ができない人
教えてほしいのに教えてくれないという人
いろいろな人がいました。
そこでマイラーズ3(トップ3%を狙うチーム)
マイラーズ10(トップ10%を狙うチーム)
に分けることにしました。
分けてみて運用していくと、やはり問題が出ました。
それは、100マイルのごく基本的な内容からレクチャーしてほしいという人が一定数
いるということがわかったことです。
そこでマイラーズ10でも3でもないチームが必要になったわけです。
マイラーズの尾崎さんという人が、ゼロからマイラーになるわけだから、ゼロマイラーズにしたらどうかと教えてくれました。
そこでごく基本的な内容から学び2~3年かけて100マイルレースを完走する知識、走力の養成を行っていくゼロマイラーズというチームが誕生しました。
よって走力の基準というものはなく、今のレベルがフルマラソンしか走ったことがない人でもステップアップできるようなチームにしたいと考えています。
そしてよくある質問ですが50マイラーズとゼロマイラーズどちらがいいですか?という質問について。
50マイラーズはフルマラソンを走ったことのある人が80k~110k(氷ノ山トレイルや信越五岳、ハセツネ、伊豆トレイルジャーニー)などの程度のトレイルランニングレースを完走するための走力を養成するためのBチームとすでに80kのレースを走ったことがあるかたが、より自己最高の記録を狙っていきたい方向けのAチームとに分かれています。
100マイルは興味はあるけどまだ考えられないなという方はこちらのほうがしっくりきます。そして大きな違いは50マイラーズはレクチャー形式ですが座学はありません。
どのみち100マイルレース完走を考えるならゼロマイラーズ、そこまでは見えないという場合は50マイラーズでいいと思います。
あとマイラーズはいろいろな考え方やバックボーンをもった方たちの集団になります。
情報の共有や、練習内容の共有だけでなくUTMFなどの100マイルレースにみんなで計画を立てて臨んでいくのは非常に楽しいことでもあります。
ただ、体系立てて一から教えてくれるという環境ではないので、とにかくレベルアップしたい、自分の感覚を変えたい。もっと強くなりたい
そんな人向けのチームとなっています。
計画としてはマイラーズで2年頑張ると3年目に大きな伸びができて結果がついてくるのではないかと個人的に感じています。
具体的にはUTMF100位以内をコンスタントにとることのできる選手の養成です。(全選手中の4%程度)そして多くの選手が
マラソンでは自己最高記録を達成することは間違いないと思います。
マイラーズの来年のチーム目標は マイラーズ3のメンバーを100マイルレースにて30時間を切らせること、その中で24時間を切る選手を2名以上輩出することです。(UTMFで)
正直レベルの高いことではありますがみんなで切磋琢磨してその目標を達成したいなと思います。
5月6日までの申し込みとなりますので気になる方はチェックしてみてください。入るんじゃなかったとは絶対に思わせない内容にしますのでぜひお越しください。
募集ページは以下より
マイラーズ3または10
https://www.facebook.com/events/438710403565987/
ゼロマイラーズ
https://www.facebook.com/events/432394847507145/
50マイラーズ
https://www.facebook.com/events/373633859911882/
マイラーズリリーフ
https://www.facebook.com/events/420097095408138/
最後にマイラーズリリーフについて、このチームは全てのマイラーズのバックアップチームです。
今までマイラーズの練習や合宿については有志のメンバーによるバックアップや田口自身がバックアップを行ってきました。
しかしながら、自分自身が年々忙しくなっていくことを考えると、チームをより充実させるために、強固で安定したバックアップ体制を築く必要性を感じました。
よって一般公募をさせていただく運びになりました。
以下はこちらが想定している方のイメージです。(このとおりでなくてもかまいません)
●自分自身は走れないが人の応援をするのが好きだという方
●本当は走るんだけど今はきっかけがなくて走れていない。だけどまた走るきっかけがほしいという方
●50マイラーズなどのチームに所属しているが他のチームを見て勉強したいという方
●トレイルやランニングの知人を増やしたいとお考えの方
チーム公式ウェアは、日本に上陸したばかりの GORE社のウインドブレーカーとTシャツを支給いたします。
またささやかではありますが、1日ごとに多少の謝礼をトレイルフェストの商品券でさせていただきます。
皆様からのお申し込みをお待ちしております。
トレイルフェストランニングカンパニー
075-746-7886
2019年のUTMF(ウルトラトレイルマウント富士165k累積標高8000m)
が先日開催され降雪のため短縮されたものの、無事に終了いたしました。
大会関係者の皆様、出場された皆様、ボランティアの皆様ひとまずお疲れ様でした。
走らせていただけたこと心から感謝申し上げます。
マイラーズというチームを2017年に結成してからこの大会で2年を迎えました。
何をどう考え、チームを作りそれが今後どの方向に向かっていくのかまとめておきたかったのでブログを書くことにしました。
5月6日まで
募集ページは以下より
マイラーズ3または10
https://www.facebook.com/events/438710403565987/
ゼロマイラーズ
https://www.facebook.com/events/432394847507145/
50マイラーズ
https://www.facebook.com/events/373633859911882/
マイラーズリリーフ
https://www.facebook.com/events/420097095408138/
まずは結果から
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2019UTMFリザルト
出場者数2400名 100位以内マイラーズ選手抜粋 敬称略(速報値)
36位 中谷亮太(100マイル2本目)
63位 田口穣
77位 森田良平(初100マイル)
81位 物部克彦(100マイル2本目)
99位 小浜茂(初100マイル)
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いつのことだったか24時間以上昼夜を問わず走り続けるトレイルランニングのレースがあると知り、やってみたいという興味がわきました。
だからトレイルランニングを始めたとき一番に思ったこと、それは100マイル走ってみたいだったのです。
当時マラソンはやったことあったので4時間ぐらい走ることはあってもそれ以上走るなんてことは考えらませんでした。
スポーツでは通常1位だけが勝者で他のほとんどの人は敗者みたいな構図が出来上がっていると私は思うのです。
ところが、100マイルのトレイルランニングレースでは最後尾の選手は46時間フィールドを動き続ける人でもあります。
アクティビティの時間が長い100マイルを完走するということはそれだけ難しいと思いますし、それだけ常軌を逸したことだと考えています。
やり始めた当初は、100マイルレースを1度走ったらそれで辞めようと考えていたのにまさか年に3本も4本も100マイルを走ることになるとは思いませんでした。
それだけこのスポーツは面白いということだとおもいます。
とても時間の長いこの競技はよく旅にたとえられます。
旅では、自己への挑戦や冒険、自分との対話、見ず知らずの人に親切にしてもらう、途中で嫌なことがある、とてもつらいときがある、とてもうれしいときがある
仲間が見つかる こんなことが日常的に起こります。喜怒哀楽の要素が全て詰まっています。
短いレースでは出てこない、自分の中の弱い側面や新しい側面と出会うことができるのも魅力の一つです。そして仕上げはフィニッシュラインを踏んだときにあらゆる感情が体を突き抜けていくのです。
人は大人になると一般的に、難しいことや失敗しそうなことに挑戦しなくなると思います。
100マイルレースは挑戦の連続であり失敗することも多く、そしてそれすらも楽しめるすばらしいスポーツだと思います。
いざ100マイルのウルトラトレイルを走ろうと思うと、ポイントを集め、装備や練習内容、補給など情報を実際に集めることが大変難しいことに気がつきます。
なぜなら近所の人に100マイルの話を聞くことはできないし、そのような人にどうやったら出えるかはなかなか難しい問題だからです。
2017年トレイルフェストができたとき、マイラーズというチームの構想があり、ささやかにメンバーを募集しました。
当時は何の運営ノウハウもなく、練習方法もわからなかったのですが、講師の土井さんはじめいろいろな人の意見を聞きあれやこれや一生懸命にやっていると1年が終わります。
1年目はかなりコアなメンバーでいろいろな人がいましたが2年目が終わるころには最初からいたメンバーはとてもみんな速くなっていたし、練習量も格段に増えました。
2年目のマイラーズではもう少しメンバーの幅を広げたいと思いスタートすることになります。
人数は4倍近くになり40名程度になります。当たり前といえば当たり前なのですが、40名もいるといろいろな考え方の人がいてまとめるのは困難を極めました。
もっとレベルの高い練習をしたい人
練習のレベルが高すぎるという人
そもそも何を教えてほしいかがわからないレベルの人
自分で情報収集ができない人
教えてほしいのに教えてくれないという人
いろいろな人がいました。
そこでマイラーズ3(トップ3%を狙うチーム)
マイラーズ10(トップ10%を狙うチーム)
に分けることにしました。
分けてみて運用していくと、やはり問題が出ました。
それは、100マイルのごく基本的な内容からレクチャーしてほしいという人が一定数
いるということがわかったことです。
そこでマイラーズ10でも3でもないチームが必要になったわけです。
マイラーズの尾崎さんという人が、ゼロからマイラーになるわけだから、ゼロマイラーズにしたらどうかと教えてくれました。
そこでごく基本的な内容から学び2~3年かけて100マイルレースを完走する知識、走力の養成を行っていくゼロマイラーズというチームが誕生しました。
よって走力の基準というものはなく、今のレベルがフルマラソンしか走ったことがない人でもステップアップできるようなチームにしたいと考えています。
そしてよくある質問ですが50マイラーズとゼロマイラーズどちらがいいですか?という質問について。
50マイラーズはフルマラソンを走ったことのある人が80k~110k(氷ノ山トレイルや信越五岳、ハセツネ、伊豆トレイルジャーニー)などの程度のトレイルランニングレースを完走するための走力を養成するためのBチームとすでに80kのレースを走ったことがあるかたが、より自己最高の記録を狙っていきたい方向けのAチームとに分かれています。
100マイルは興味はあるけどまだ考えられないなという方はこちらのほうがしっくりきます。そして大きな違いは50マイラーズはレクチャー形式ですが座学はありません。
どのみち100マイルレース完走を考えるならゼロマイラーズ、そこまでは見えないという場合は50マイラーズでいいと思います。
あとマイラーズはいろいろな考え方やバックボーンをもった方たちの集団になります。
情報の共有や、練習内容の共有だけでなくUTMFなどの100マイルレースにみんなで計画を立てて臨んでいくのは非常に楽しいことでもあります。
ただ、体系立てて一から教えてくれるという環境ではないので、とにかくレベルアップしたい、自分の感覚を変えたい。もっと強くなりたい
そんな人向けのチームとなっています。
計画としてはマイラーズで2年頑張ると3年目に大きな伸びができて結果がついてくるのではないかと個人的に感じています。
具体的にはUTMF100位以内をコンスタントにとることのできる選手の養成です。(全選手中の4%程度)そして多くの選手が
マラソンでは自己最高記録を達成することは間違いないと思います。
マイラーズの来年のチーム目標は マイラーズ3のメンバーを100マイルレースにて30時間を切らせること、その中で24時間を切る選手を2名以上輩出することです。(UTMFで)
正直レベルの高いことではありますがみんなで切磋琢磨してその目標を達成したいなと思います。
5月6日までの申し込みとなりますので気になる方はチェックしてみてください。入るんじゃなかったとは絶対に思わせない内容にしますのでぜひお越しください。
募集ページは以下より
マイラーズ3または10
https://www.facebook.com/events/438710403565987/
ゼロマイラーズ
https://www.facebook.com/events/432394847507145/
50マイラーズ
https://www.facebook.com/events/373633859911882/
マイラーズリリーフ
https://www.facebook.com/events/420097095408138/
最後にマイラーズリリーフについて、このチームは全てのマイラーズのバックアップチームです。
今までマイラーズの練習や合宿については有志のメンバーによるバックアップや田口自身がバックアップを行ってきました。
しかしながら、自分自身が年々忙しくなっていくことを考えると、チームをより充実させるために、強固で安定したバックアップ体制を築く必要性を感じました。
よって一般公募をさせていただく運びになりました。
以下はこちらが想定している方のイメージです。(このとおりでなくてもかまいません)
●自分自身は走れないが人の応援をするのが好きだという方
●本当は走るんだけど今はきっかけがなくて走れていない。だけどまた走るきっかけがほしいという方
●50マイラーズなどのチームに所属しているが他のチームを見て勉強したいという方
●トレイルやランニングの知人を増やしたいとお考えの方
チーム公式ウェアは、日本に上陸したばかりの GORE社のウインドブレーカーとTシャツを支給いたします。
またささやかではありますが、1日ごとに多少の謝礼をトレイルフェストの商品券でさせていただきます。
皆様からのお申し込みをお待ちしております。
トレイルフェストランニングカンパニー
075-746-7886
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