京都 河原町にあるランニングとトレイルランニング専門店のスタッフブログ

2018年2月12日月曜日

京都2周100マイルのイベントから考えるUTMF等のロングレース装備と補給

こんにちは。スタッフの中谷です。


「1月2日から正社員として働かせて頂いています。」という投稿をしてから、「えー。逆に今までなんやったん?」みたいなことをたくさん言って頂きましたが、見た目上特に何も変わらず、働いております。笑


そして明日は京都マラソン。
スタッフの荘司先輩も気合い入ってます。笑


最後は補給頼り。直前のジェルのご相談お待ちしてますよ〜(≧∀≦)






さてさて、それはさておき、
先週の3連休は店の怪物イベント「京都2周トレイル 170km」だったので、今回はその時の装備(UTMF等の対策)と補給について書きます。

UTMF2018装備・補給例


今回の天候は1日目が丸1日雨。


比叡山の積雪は30cm越えのアイスバーン。


社長によると、コースコンディションは最悪で、コンディションで言えばトルデジアン以上。アイゼンが必携装備という、過去最強に過酷な状況でのイベント開催になりました。





もし、これがレースだったら間違いなく国内最難関レース。完走率は1割に満たないと思います。笑





このイベントで40時間チームと35時間チームのペーサーを務めさせていただくことになった僕は、非常に慎重に装備を揃えました。




実際にUTMFを始めロングレースで35時間〜40時間で走ることを予想される方の装備の参考にもしていただけると思います。





それでは、今回の装備の一部をご紹介します(^-^)





まず、最も重要だと思って揃えたのはインナーです。

今まで色々なインナーを試してきましたが最近自分の中の決定打が出ました。そこで僕がハマっている最強のインナーがこちら!!

インナー

オンヨネのインナーシリーズ!!


オンヨネのインナーの素材感、汗抜けの良さ、速乾性、防臭性はもう抜群です。
しかもこれ、使い込んでも機能が全然落ちない。


さらに、メリノウールのインナーの温かさは半端ない。


とにかく温かくて肌触りが良過ぎて寝間着に使いたいぐらいの感じで、寒がりの僕は普段使いでもマストアイテム化してしまってます。
普段使いでも、もうユニクロのタイツには戻れません。笑


その素材感でいて、汗を掻いても速乾性が凄いので本当に寒い時期には欠かせません。


1つ問題があるとすれば、メリノのタイツ&長袖Tは一番外に着用するのは見た目上難しいという点ですね。笑
(まぁ、僕はよくやりますが、タイツだけで走る人の方が少数派だとは思います。。。笑)




タイツであれば、上からハーフパンツもしくは長ズボンやレインを履く。
長袖Tであれば上からTシャツやシェル等を着用すれば全く問題ないです。



僕はサロモンのウインドストッパータイツの下に着用して走りましたが、完璧でした!!



寒くなった時の重ね着用に、あえてザックに入れておくという手もありだと思います。


※因みにUTMFのレギュレーションにある「保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。」という項目もこちらのメリノは通過できる物です。


アウター


次に雨の中での防寒という点で、今回初めて導入したのがこちら!!
OMM Rotor Stock  クリマロフト(化繊)

直前まで導入しようか迷いましたが、結論的に言えば、こいつがなかったら比叡山で凍死してたんじゃないかと思います。。。笑


嵐の中凍結した積雪30cmの比叡山はかなりの強風で視界もかなり悪く、体感温度はマイナス10℃以下。


横高山の山頂ではあまりの寒さでほとんど全員が軽い低体温症に。


班員の10名近くの人にはエマージェンシーシートに包まってもらいながら進行しましたが、僕はこのRotor Stockのおかげで、そのまま進行できました。


店にもまだフルジップの同じ性能の物が一着だけ残ってます。
早い者勝ちですよ〜。笑







手袋

手袋は完全防水のシームテープ付きの物を使用しましたが、完全な嵐だった為、全く意味なし。笑


雨の最適な手袋は未だに答えを出せていませんが、雨でなければ2日目に使用したモンベルのミトン手袋がコスパ的にも使い勝手的にも温かさ的にも一番良いんじゃないかという結論に至ってます。。。笑
モンベルのミトングローブ

こいつがその手袋。

店でもつい先日入荷しましたが、即売れしてます。。。笑

欲しい方は早めに!!





ついでにその他の装備もあげときます。

ライト

PETZL NAO

今回はペツルのヘッドライトにフィルムを貼って嵐やガスに対応しようと思いましたが、ガスが酷くてかなり見えにくかったです。


やはり、ウルトラスパイアの腰ライトが一番オススメですね。


あとはレッドレンザーのライトもかなり良さげです。
今度試してみようと思ってます。


ウルトラスパイアの腰ライトやレッドレンザーは店でも扱ってます。



ソックス

グレッグソックス

シールスキンズ
今回は一日中雨だったこともあり、いつも愛用しているグレッグソックスの上に完全防水のシールスキンズを重ね履きしました。

シールスキンズは事前に雨の時に使用してみて全く濡れなくて良かったので今回も使用してみました。

比叡山を越えるまでは、大雨の中でもかなり良かったんですが、比叡山で積雪の中、また雪が溶けてシャーベット上の中をガンガン進んだ時に、完全に浸水して来ました。笑

その後もそのまま走行を続けていると、足蒸れが酷すぎてフヤフヤになって足裏に痛みが出て来たので、シールスキンズを脱いでグレッグソックスのみに変更してから足の調子はよくなりました。笑

2日目は晴れ予報だったのでグレッグソックスのメリノのみで行って、完璧でした。笑


結論、晴れの時はグレッグソックスが一番。ロングレースでの足のアーチの落ち防止、疲労軽減、色々含めてもかなり調子よく走れました。


雨の中でのシールスキンズはかなり良いと思います。

ただ、シャーベットというイレギュラーのシチュエーションでは効果なし。

濡れてしまったら蒸れに繋がるので、早めに脱ぐことをオススメします。


グレッグソックスは店頭で全サイズ全カラー取り扱いしてます!!

シールスキンズは数が少なくなってますが、取り扱いしてるので、是非足を運んでください。


ワセリン

ガーニーグー
意外と走る時、特にロングレースのマストアイテムだと思うのが、このガーニーグー。

走っていると、股ズレやマメ等の痛みに苦しめられた経験のある方は多いと思います。

そんな人に、是非オススメしたいのがこのアイテムです。

僕も今回こまめに塗っていたおかげで、大きな痛みや違和感の出ることなく170km走りきれました。

こちらも店頭で扱ってるので是非ご来店ください。

因みにサイズも85mlと10mlとあるので、スタート前や練習用に85ml。レース中や持ち運び用に10mlという使い方もできると思います。



アイゼン


今年は積雪量が多く、結構色々な場面で活躍しています。


店でもアイゼンを取り扱うことにしたので是非相談に来てください。




UTMFに向けて練習していこうと思うと、この時期に練習をしないといけないけど、寒いし、雪があってなかなか思うように練習ができてないという方も多いように思います。

そんな中での練習に最適な装備。それでいてUTMFのレギュレーションにも対応できる装備に悩んでおられる方は多いはず。

色々と不安な方や相談に乗って欲しい方は是非店まで足を運んでいただければじっくりご相談に乗らせていただきます。




補給食

最後に補給食に関してですが、
本番のUTMFで使うと決めているSTCとOXYの効果や使用タイミングを測る為、今回はエイドでの食べ物の補給以外はこちらのジェルのみでの行動を試してみました。

STC & OXY


■MALTO POWER


エイドで使用する用!!
愛用スポーツドリンクとマルト!!



まずは2枚の画像のように、自分の愛用スポーツドリンクにSTCのマルトドリンクを混ぜて、水分補給とエネルギー補給を同時にできるように工夫し、マイドリンクを作って走りました。


上の画像はエイドでマイドリンクを作れるように、マルトドリンクを容器に移す時の写真。


もともと入っている中のスプーンは少し大き過ぎてドリンクを作る時にこぼしてしまうのでこのような容器を用いると良いと思います。


因みにこのマルトドリンクは少しまろやかさが出る以外は味もほとんど変わらないので、水やお茶にもそのまま溶かしてマイドリンクをパワーアップさせることができます。


このマルトドリンクの特徴としては、

マルトデキストリン、ビタミン、乳酸菌を配合することでパフォーマンスを維持、エネルギー吸収効率の向上、整腸作用があるということです。

トレイルの胃腸障害や疲労回復には、腸内フローラの活躍や腸内環境の影響が大きいと考えられます。
僕は、こいつを使用するようになってからレースでの胃腸障害がなくなりました。
普段から摂取することで、善玉菌を増やして、腸を健康な状態で保つことにより、胃腸障害を防ぐ健康的な体づくりにも役立つと思います。





次にジェルの使用感と使用の仕方について。


美味しいバー!!
170kmをこれだけのジェルだけで行くのは不可能ですが、エイドの補給をうまく利用してこのマルトドリンンクと組み合わせれば、非常に効率よく行動し続けられることを実感できました。


■VO2 MAX BAR

ロングレースの中の連続行動で最も効率的に活用できると感じたのは VO2MAX BAR。

味はバナナとチョコの2種類。

よく噛まなければ食べれない為、咀嚼により唾液を分泌し、消化吸収を促進することで胃腸トラブルを回避。

空腹感と胃腸障害を抑えながら効率よくエネルギー摂取できます。

美味しいので一気に食べてしまいたくなりますが、1度に食べきるのではなく、10回くらいに分けて、少しずつ摂取するのがポイントです。


1本を食べるのに30分以上かけると効果が長持ちし、胃腸障害も起こりにくい。

35時間〜40時間の行動となると胃腸障害が大きな敵となる為、うまく活用すればかなり良いと思います。

あとは、お腹が空いたらエイドの物をしっかり食べれば行けると思います。




■OVER BLAST NO CRAMP
ノークランプ

次に、ノークランプ。

こちらのジェルはいわゆる足つり防止のジェルです。

他社でもマグオンだったり、2RUNだったり、色々な足つり防止のジェルがありますが、個人的にはこのノークランプに勝てる足つり防止ジェルはないと思ってます。

足つりに効果的なマグネシウムの量や濃度が1番濃く、摂取した時にニガリを1番感じます。

さらに、このジェルの凄いところは、足つり防止と同時にエネルギーの摂取もできるところ。

なので、僕はレースの時、いつもフラスクに5〜10本ぐらい入れ込んでエネルギージェルと足つり防止の両方に対応できるように効率よくこまめに摂取してます。



■OVER BLAST ENERGY
エネルギー!!

次に、エネルギー。

いわゆる普通のエネルギージェルですが、このジェルは、カロリーは65kcalと、そんなにありませんが、それぞれの(化学式的な)配合を効率よく行うことで、カロリー以上の力を発揮できるようにしてあります。

また、30mgだけカフェインが入っていて、その効果で身体を効率よくと動かすことができます。

個人的にはカフェインはレースの中盤以降に摂取したいので、僕の場合は、足つり防止とエネルギージェル効果を兼ねたノークランプとVO2MAXをエネルギー源として使っています。

逆に、今回のイベントで感じたのは、眠い時とかに、このエネルギーのジェルを入れると、シャキッと目が冴えました。

睡魔が来た時は、エネルギー切れも要因の1つだと言われているので、このエネルギーは最強に相性がいいと思いました。

因みに味はアップル、ベリー、レモンの3種類ですが、レモン味はクエン酸が入っている為リカバリー効果もあり、さらにオススメです!!



■IRON FORCE BAR

アイアンフォースバー!!
次に、アイアンフォースバー。

メーカーの摂取の勧めとしては、レース30分前くらいにゆっくり時間をかけて摂取するようにとのことで、僕もレース前には必ず摂取するようにしてます。

クレアチン・タウリン・BCAAが配合され、プロテインも入ってるので、レース後の早期リカバリーにも非常に良いです。

ただ僕の場合は、レース中、特に50km以上のレースでリカバリー用(使って来た筋肉のの疲労軽減)に必ず使うようにしています。

これを摂取することで最後まで走りきれています。

あとは、何より味が美味し過ぎる。普通にオヤツに食べたいくらい。笑

因みに僕は家に箱買いして置いていたら、弟や妹に食べられ、高価すぎるオヤツになってしまい激怒したことがあります。笑 
それぐらい美味しいです。笑

なので、逆にロングレースでのリカバリー補給にはとても適していると思います。

今回のイベントでも1周してきて、2周目行く前に摂取しました。

おかげで最後までしっかりと走りきれ、走り終わった後でも余裕がありました。




■OXY(高濃度酸素水)
OXY

最後に、OXY。

こいつはかなり高価ですが、今まで出会った中で一番凄いです。

味は正直超不味いです。笑
例えるとプールの水の味。笑

でも、皆んな不味い不味いって言いますが、僕はなぜかそんなに嫌いではないです。笑


こいつの何がそんなに凄いのか、ザックリ説明すると

普通酸素は約99%がヘモグロビンに結びついてる為、細胞内の酸素が不足したとしても通常より多くの酸素を送ることはできません。
また、普通の酸素の粒子は粒が大きくて毛細血管内までは運ばれません。

一方、このオキシーに入っている酸素はヘモグロビンと結びつかない「溶解型酸素」と言われるもので、粒子の粒の大きさが約10億分の1という小さなサイズで、血流などによって普通では届かない毛細血管やリンパ液にも入ることができる為、酸素量の増加が望めるんです。

なので、競技中の酸素運搬能力の強化。競技コンディションの向上が望めるというわけです。

また、オキシーは移動中の飛行機の中でも飲むことで足のむくみ解消、時差対策にも有効だそうです。


今回のイベントでも2時間おきぐらいに摂取したおかげで身体の疲れも非常に少なく、むくみもかなり少なく済みました。





以上、装備や補給について色々と書きましたが、詳しいことは是非店頭まで足を運んでご相談下さい!!

それではお待ちしてまーす(≧∀≦)

京都2周に挑戦した強者達!!

2周目のスタート前!!




0 件のコメント:

コメントを投稿

ページ

京都1周トレイルhyperやってきました!

みなさまこんにちは。代表田口穣です。 トランスジャパンアルプスレースのスタートで世の中が盛り上がっているころ、京都では夏のビッグイベントでもある京都1周トレイルHYPERがスタートし行われ、たくさんの人が参加してくれました。 コースは伏見稲荷を...

ブログ アーカイブ